“真実”は少女が知っている
(名前)さんの精神は本を読む幼い少女の姿をとった。見た目は人間そのものであり、あなたの理想とする少女である。
あなたの精神はすでに強力な力を持っているようだ。
ワンダーランドは永遠を暗示するスタンドであり、叶えられることのない普遍的願いが実体化したものである。
ワンダーランドが発現するとあなたの意思は体を離れ、本を読む幼い少女のスタンドとして実体化する。（普通の人でも見えるし触れる）
その間もあなたの体は普通に生活しているが、何をしているか知ることはできない。
手に持っている本はこの世のあらゆる「物語」が記されている。
あなたが手にした「物語」は決して終わることはなく、読んでいる限りあなたは「物語」として生き続ける。
（あなたは常に「誰か」であり「誰か」が次のあなたとなり侵害されたあなたは消え新たな「誰か」となる）
あなたは選択的に連続性のない幸不幸を経験することができ、またその結果は全て「誰か」の「物語」として本の中へ消えてゆく。
ワンダーランドを解除すればあなたは即座に本来の体の本来のあなたを取り戻す。
もしその時、本体がすでにこの世にいなかったとしても恐れることはない。
あなたは永遠に理想の少女であり「誰かの物語」として存在できるのだ。


必殺技：ALICE（アリス）
ワンダーランドの真の姿。
全ての人々の精神は徐々に肉体を離れ、やがて自分自身の「スタンド」と化す。
スタンドとなった人々は自分の物語を（あるいは誰かの物語を）見つめることしかできない。
しかし、既にスタンド使いであった人々は自分のスタンドと融合し「スタンドとして」自由に行動ができる。
ALICEによるスタンド化が長時間続くとやがて精神は肉体を離れ永遠に「物語」の中へ消えてゆく。
精神を失った肉体はやがてスープの具が溶けていくようにいつの間にかいなくなる。
ALICEは云わば暴走状態であり、あなたの意思でコントロールすることは恐らくできないだろう。
なぜならALICEが発現するとき、恐らくあなたは既に「あなたではなく」「ALICEだから」である。